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SkypeとIP電話の違い
無料通話やメッセージ機能で世界中にユーザが何億人もいるSkypeと050から始まる電話番号で
お馴染みのIP電話との仕組みの違いについて超簡潔に書いてみたいと思います。
Skype=P2P技術により端末間で直接つながっている。
「僕⇔相手の方」こんなイメージ
IP電話=間に認証だの色々やっているサーバがいる。
同一IP電話同士 「僕⇔サーバ⇔相手(IP)」
IP電話から固定電話(携帯電話)「僕⇔サーバ⇔交換機⇔相手(電話))
※間にいろいろな通信機器が入ることはとりあえずおいといて…
このように同じようなパケット通信(インターネット)を利用した音声通信でも
間に入る機器などにより音声や速度にかなり影響が出てきてしまいます。
音質や遅延を決めるのは回線速度とコーデック
遅延とはズバリ音声(声)が相手に届くまでにかかる時間をこの中では表している。
遅延が大きければ会話するにはすごくストレスになると思う。これは国際電話のように
言葉を発してから相手に届くまでに数秒かかってしまってはもはや電話として、
役に立たないであろうと僕は思っている。1秒程度の遅延であればそれほどストレス無く
友達や知り合いとのやり取りにはそれほど影響はないのではないでしょうか。
といってもこのあたりの感覚は個人差があるので何とも言えません。
続いてコーデック
このコーデックが重要な役割をしている。音声そのままではデータとして送信できないので
一度、データへ変換し圧縮したうえでネットワーク回線へ送り出している。
つまり受け側はもらったデータを解凍(復元)して音として出力していることになる。
このコーデックの処理時間、圧縮率、音声の品質により音の品質が変わってきてしまいます。
Skypeは、「iSac」「iLBC」という圧縮技術を利用しており特に遅い回線では「iLBC」にて
高音質でストレスのない会話ができるようになっていると思われる。
一方、IP電話は、クライアントソフトにより多数のコーデックが用意されており好きなものを選ぶことが出来る。
当然高音質、高品質を求めるとインターネット回線とサーバ処理は、高速なものが必要になってくる。
サーバはIP電話事業者が用意しているものなのでユーザでなんとかできるものではない。
回線品質(帯域(bps)、応答速度(PIN)により利用するコーデックも変わってくるので
より高品質な回線であれば通常の電話並みの高音質にて会話することが可能である。
結局どっち?
能書きをつらつら書きましたが結局どっちがいいの?
環境と状況により変わるので結論は出ませんが個人的にはSkypeがいいと思います。
IP電話もFUSION IP-Phone Smartβを最近利用しているが普通に会話できているので
ある程度の回線速度が担保できるのであればどちらもほぼ変わらないというのが現状です。
〆
Skype→お互いがSkypeを利用している場合に使う。
IP電話→Skypeが不安定な時と相手の電話番号へ電話したい場合に使う。
僕はこのような使い分けで運用し携帯電話の通話料を節約しています。
えーと結局この記事何が言いたいのか…
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